GROMのエアクリーナーエレメントを点検・交換してちょっとだけ後悔しました。

簡単そうなので手を出してみることにしました

ホンダのオーナーズマニュアルによればGROMのエアクリーナーは2万キロごとに交換です。筆者のGROMはまだ交換距離に達していませんが、製造からの経年劣化もあると思うので点検・交換しました。結論としてまだ交換しなくて良かったと思うのですが、予防整備ということにしておきます。

これが走行14000 kmの純正エアクリーナー

上が交換用の新品、下が14000km、製造から8年のエアクリーナーです。茶色く変色していますし、植物の綿毛のようなものも付着しています。しかし、フィルターの損傷は特になく、はたいても、砂やほこりが出てくることはありませんでした。フィルターが異物をしっかりキャッチできている証拠かもしれません。またオイルの付着によるべたつきもありませんでした。

もう少し使えそうなフィルターではありますが、新品を用意していたのと後述の理由で交換することにしました。

リプレース品の選定

リプレース品はキタコにしました。ネットの情報では純正と同じで安いとのことですが、確かに、HONDAのマークの位置やゲート位置、フィルターや金属メッシュ、マーキングペンの色など共通する点が多く、確かに同じものだと思います。(21年12月11日製でした。およそ半年前のものになりますコロナ渦で入手できただけ文句ありません。)

分解・点検で失敗した箇所

方法は極めて簡単で、エアクリボックスのビス8本(左右4本)をプラスドライバーで外すだけです。ハンドルを左右に切って作業スペースを確保するのと、短いドライバーがあると作業しやすいです。フィルターそのものはビス1本で止まっています。

一見すると順調な作業なんですが、ビスとその穴を見て気づきました。ビスが、タッピングネジ(Pタイト?)になっていて、ネジ穴には金属インサートはありません。ということは繰り返し締結を行うとそのうちネジ穴がダメになってしまうかもしれません。実際、手ごたえとしても外したネジ穴の雌ネジに倣ってネジが入っていく時と、新たに?樹脂にねじ込んでいる感触と2パターンがありました。あまり過剰整備になるとそのうちエアクリボックスの破損につながってしまうなぁと反省しました。最近、自分でやるようになった整備ですが、やってみたいからと言って、過剰整備になってしまったり、交換頻度の少ない部品の寿命を縮めてはいけないなぁと反省しました。

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