ZETAのレバーをグロムに導入した

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沼に落ちるまでのレバー遍歴

グロム購入時に装着されていたレバーはネットでよく見かける中華レバー。アルマイトの色が薄くなってきてみっともなかったので交換した。今思えば調整代は多いし、レバー剛性も高いし、指もかけやすいレバーだった。

結局また中華レバーにした。黒色、可倒式、リーチ調整も可能なレバーで変な差し色の無いレバーを探した。ツーリングレバーという名前の商品。使ってみて不満だったのはレバー剛性が低くてブレーキを握ったときにレバーがたわんでいる気がする。おそらく可倒部のヒンジの部分で剛性が低いのだろうと予想。それからレバーが重いのかクラッチレバーの戻りが悪い気がした。一方で4フィンガー用の長いレバーはいろんなグローブで使えるし、レバーを握ったときの重さを軽減できるところも良かった。

結局ブレーキフィールに満足できずもやもやしていたので一流メーカーのZETAにすれば間違いないだろうとZETAを購入した。可倒機構が一つ少ないが、レバーの材料の靭性が高く、折れにくいらしいのでコ転倒時も帰宅までなんとか使えるだろうと思った。

購入してから知ったのだけど非常によく似た中華レバーが販売されている。試しておけばよかった。でも折れるタイプの材料かもしれない。

レバーの使用感

到着したレバーは当たり前だけどバリとかはない。可倒部にはグリスっぽいものが塗ってあることが分かる。中華と違うんだなと勝手に納得するが、レバーによくわからない刻印がある。これ図面の指示じゃなくて?困惑。ブレーキレバーのスイッチを押す部品は後付け+アルマイトなしの部品でできており、レース用のレバーを公道用に転用したんだなということがわかる。可倒軸も1つ減ってシンプルなレバーに思える。

装着には特に問題なかった。外したレバーが手に持つと重く、ZETAのレバーが軽いことが分かった。

握った瞬間思ったのはレバーが高い。レバーを大きく地面側に回転させるようにクランプを調整した。今まではレバーの微妙なガタがあって下向きにレバーがついていたのだろうか?なんでかはよくわからない。レバーの幅というか厚みが高さを感じさせているのだろうか?

次に思ったのはレバーが遠い。近い側に調整したら調整代がほとんど残ってない。レバーのカーブ形状の影響か。

しばらく乗っているうちに感じたのは指が痛いし、ブレーキを強く握る必要がある。指が痛いというのはレバーの形状だと思う。角(と言ってもRがとってある)のあたりが強い。それを強く握るから少し痛く感じる。

直観と違うのだけどレバー剛性が上がったことでレバーを強く握る必要が出てきた。この辺り忘備録として記録しておく。まず、軽く握ったときのタッチは向上しているので剛性は上がっていると思う。レバーのアルミが硬いのか可動部が減った影響なのか、停止状態でニギニギしても今までよりたわみみたいなのを感じない。走りながらブレーキを握ると同様にタッチが硬い。かといって、軽い力でブレーキが効くようになったわけでなくブレーキを利かすのであればしっかり握る必要がある。手に感じる反力はむしろ増していてブレーキが少し滑っているというか、もう少し強く効いてほしいなと思うくらい。ブレーキから伝わってくる情報は増えた気がする。

なんでか考えてみたが、レバーの形状の影響に加えてたわみも含めて強く握っても指に強く押し返さなかったのではないかと思う。たわみがあることでパッドの強く握ったところの効力の立ち上がり方に違いが出ているような気がする。今までのレバーはたわみがあることで逆に握りのストロークが多くて、それでコントロールや効力をカバーできてたのかも。奥の効き方が違うのでパッド交換を試してみたい。

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