GROM発売から10周年を振り返ろう 

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愛車は2013年モデルの初代GROM JC61

2013年モデルが愛車と言いつつ購入は2018年。中古を購入。同年モデルのCBR400RABSから乗換た。

当時候補にあったのはGSX-S1000RとSV650と悩んだ。空冷単気筒は乗ったことあるのでうーんと悩んだ記憶ある。

候補に挙がった理由は2013年の発売当時にCBRと悩んで、その後も気になっていたから。2018年くらいはグロムはいいぞ見たいなネットミームも流行ったんじゃないかな。ずんぐりむっくり+ぱっちり開いたヘッドライトがかっこかわいくて気になってた。プロモーションビデオ見てこれなら操れるかなと思った記憶も。2013年に候補から外したのは当時は近くにあったバイパス道路が125ccでは走行できず、不便だなと思ったから。夢店の店員さんも人気ですよって言ってたなぁ

中古で走行距離1000km くらいのタマを見つけてちょうどいいじゃんと思って、購入

グロムはいいぞ

グロムに乗って初めて帰った日のことは今でも覚えている。加速が悪くて幹線道路でアクセルを全開まで回した。これが125ccの非力さかと思った。でもエンストはしなかった。これがトルク感かなと思ったし、よく粘るエンジンだと思った。パワーはないけど下のギアを引っ張って使うことにはすぐ慣れた。引っ張って走ればどんどん加速する。ギア操作のクラッチ操作は軽いし、車体も軽い。足つきもいい。そして何よりグイグイ旋回する。12インチの小径タイヤってこういことか!痛快なほどおもしろい。運転がうまくなったと思わせるほど収まりが良いバイクだと思った。

それから満足感も結構あった。125ccの小柄なバイクだけど、見下ろすと張り出したシュラウド風の外装がかっこいい。いつも引っ張って乗らなくてものんびり走れるし、さすがにレブまであてるほど引っ張らなくていい。

それから燃費もいい。リッター60 kmくらい走ってくれる。ガソリン代高くなかったときは日帰りツーリング行っても燃料代がワンコインで済んだりした。

トラブルの思い出

購入直後、燃料計が正しく動作してなかった。走行距離が伸びていくと目盛りが減るのだけど、いくらなんでも燃費が良すぎると思ったらあと1目盛りのところでガス欠でした。たしか燃料タンクの中のフロートが引っかかってたってお店の人に言われたと思う。アセンブリ交換してもらったんだっけな。

それから前オーナーが改造していたヘッドライトのLED化の改造がちゃんと機能してなくてハイビームにしてもメーターのハイビームランプが点かない不具合があった。ライトそのものは明るくてハイビーム切り替えも出来ていた。加えて、電装系を改造した影響でバッテリーが充電されなく、納車時に新品交換してもらったはずのバッテリーが数か月で上がってしまった。

オイルレベルゲージがタケガワ製に交換されていたけど長さがあってなかった。これは2回目くらいのオイル交換の時に店員に指摘された。マニュアルの交換量と実際に入れる量が違うと。

中古購入時の不具合は初期不具合としてすべて対応してもらった。ライトは純正状態に戻してもらってちょっとだけ暗くなった。

それからヘプコベッカーのリアキャリアがなかなか開かなかった。初期グロムに取り付けられた個体が多い縦長なリアボックス、開け方にコツがあって習得するまで大変だった。

ツーリング先のトラブルと言えば駐輪中に突風に巻き込まれて倒れたことがあった。強風なのに加えてバイクの高い位置にかさばる荷物を積んでたのと、駐輪場所の微妙な傾きがあって転倒した。倒れたときにステップが根元から折れた。修理に持っていたお店の店員さんもびっくりしてた。だた、ネットで調べると、同じように根元から折れた人はいるみたいなので持病みたいなものかもしれない。

トラブルというか微妙だけど、豪雨の時にトラックの後ろの水しぶきの中を走っていたらエンジンが吹け上がらなくなったこともある。多分エアフィルターがびしょびしょになってエアを吸えなくなったんじゃないかと思っている。1度だけで再現したことはない。

リアキャリアが弱いという話もあったけど、自分のも確かに折れた。気が付いたらバキバキになっていた。突然リアボックスが落ちるわけではなかったので良かった。出先でえらい目に合うところだった。

長らく乗ってわかったガソリンメーター

グロムに限らないけど、ガソリンメーターはガソリン残量に比例しない。グロム乗り回しているうちにおおよそガソリン消費についてわかったので以下に記録。満タンで約320 kmくらい走れる。

目盛りの減少走行距離
0目盛り
(表示6目盛り)
0km (満タン直後)
1目盛り減
(表示5目盛り)
約90km
2目盛り減
(表示4目盛り)
約120km
3目盛り減
(表示3目盛り)
約160km
4目盛り減
(表示2目盛り)
約190km
5目盛り減
(表示1目盛り)
約220km
6目盛り減
(点滅表示)
約240km
! ガ ス 欠 ! 点滅してから約85 km

上の表は±15km くらいの誤差がある。ガソリン残量が少ない側の目盛りは20kmくらいズレるのも珍しくない。

補足として筆者の給油方法はレベルプレートのところで止めている。スタンドでガンを握って、ガンの先端をレベルプレートの2 cmくらい上にセットして止まるまで給油して、完了にする。

並々まで給油したい場合は給油が停止したあと少し待つ。この時ガソリンが波打ったり、気泡が落ち着く。そこから再度給油をするとまだ入る。レベルプレートを超えて、タンクキャップを締めても溢れない程度まで入れると追加で0.4Lくらい入る。過去最大の給油量は5.85L。この時はガス欠時の記録。レベルプレートで止めて5.45L、ギリギリまで入れて5.85Lと記録してある。

ちなみにサイドスタンドで自立している状態だと目盛りが少なく表示される。逆に右に倒して信号待ちしたり、下り坂を走っていると目盛りは多めに表示される。

新型を指をくわえてみている。

新型になってうらやましいのはライトのLED化。それと5速化。現行の4速はちょっと物足りない。4速で走っているときに5速に入れようと空振りすることがある。ロングのギアが欲しくなる。

初期型の方がいいなと思うところはやっぱりデザイン。今見てもかっこかわいいなと思っている。

10年おつかれ、リフレッシュ整備

なにかリフレッシュするかということでブリーザードレンを交換した。水のたまり具合が見えるように透明チューブなのだけど、見た目が濁ってきている。新品にすれば見た目にリフレッシュするかと思って交換した。

当たり前だがそんなに見た目に差は出ない。出るわけない。自分で点検するときの気持ちがちょっと変わるだけ。

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