GROMのサスペンションを改善したい-注文編-

自分の備忘録のためのブログだけど特に備忘録

GROMのフロントサスの部品交換をお店にお願いできるのか

GROMのフロントサスペンションはやや複雑な内部構造を持つとの情報もあり、OH、部品交換を依頼できるか確認した。引き受けることはできるとのことで相談に乗ってもらった。

お店の人は親切だったがサスセッティングは人と車種それぞれなので推奨商品とかは無いみたいだった。

スプリング編

まずはベースとなるスプリング。第一候補のシフトアップは販売終了とのことで注文できなかった。いきなり出鼻をくじかれた。10%アップを選ぶ人はあまりいなかったのか。第二候補のキタコの5.5 N/mmのスプリングは在庫ありとのことだったのでそちらにすることに。自分はほんの少しバネレートを上げたいだけなので、片側は純正スプリング、もう一方のフォークスプリングだけをキタコに変更できるか聞くとそれはOKとのこと。変なことするヤツだなと思われたに違いない。

ちなみに可変ピッチ(可変バネレート)について聞くと、人によっては好まないと言っていた。セッティングは理論だけじゃなくて好みもあるんだな、タイヤやオイルと同じか、

オイル編

キタコのスプリングを選ぶためにキタコのカタログをみていると店員さんがグロム用オイルを見つけて絶句していた。そして客である筆者にお勧めしてくる。人柱になりそうだったので、事前に調べてきたk固めのオイルであるハイパープロの#20が欲しいことを伝えた。国内在庫なし、代理店は電話繋がらず(平日)のため辞めておきましょうとのことになった。もしかしてハイパープロの代理店ってハイパープロを売る気ないのかな。次点のオイルとしてYAMAHAのG-15がオイル粘度も高く候補になることを伝えた。KawasakiのG15の方が僅かに粘度が高いし値段も安いことを教えてくれた。いい店員さんに当たったと思えた。良かった良かった。ということでKawasakiのG15を使うことにした。GROMはホンダ製のバイクだけど気にしないことにする。

どうするんだ油面編

油面高さはよくわからない。注文したオイルとスプリング(そのほかオイルシールなど)が届いてから交換作業になるとのこと。油面はその時に伝えればいいとのことなのでもう少し悩むことにする。フォークの左右で異なる油面も指定できるとのこと。バイク用品店ってすごいんだな。用品だけじゃないのか。。。と感心した。

通りすがりの有識者に遭遇編。

油面については空気ばねの作用で反力が早めに発生するとフォークの初期の動きを妨害しそうなので油面を下げようと思っていた。ところが、ある日道の駅で話しかけてきたおじさんに間違いを指摘された。このおじさん、よくいるナンシーおじさんとは全然違うジェントルおじさんで本人も現役のライダーとのこと。いろいろと経験や知識が豊富で嫌な感じせずに教えてくれた。奥で踏ん張ってほしいのに踏ん張れていないというのは空気ばねが十分な反力を発生させていないからとのこと。反力は空気の圧縮率に依存するので(あれ、半比例か?)油面が低く空気の体積が大きいとフルストロークしても圧縮率が大きくならず反力を生み出せていないとのこと。そのため油面を上げればストロークの奥で踏ん張って腰が出ると教えてくれた。後はリアサスとのバランスのとり方の説明とかも教えてくれた。むやみに硬くするなと言うのもいいアドバイスに思えた。

油面についてはジェントルおじさんの理屈を採用しようと思う。標準油面高さが75mmらしいので5mm上げて80mmにすれば良いかな?フォーク分解前の油面+5mmにできると良いけどそんなお願いはさすがに心が引ける。

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