格安モニタな理由
21:9 の34 inchウルトラワイドモニター。画素数は3440×1440のUWQHD、リフレッシュレートは144 Hzにベゼルも薄型。インターフェースもDPにHDMIもあるし湾曲モニタ。背面は虹色に光るリング付きとカタログスペックでは完全にゲーミングモニタ。Amazonで35000円で売ってました。安すぎる。
多分安い理由はVA液晶だから。IPSとTNだと、IPSの方が良いってことは知ってるけどVAは知らない方式。調べたら性能はIPS>VA>TNらしく値段は逆らしい。ちなみにHKCは中国のメーカーのようで(桜のイメージ写真使って日本っぽさ出してるけど)日本ではHKC Smile Monitorの名前でアマゾンに出店している模様。他のECサイトでも検索すると少しは出てくるけど日本への販売チャネルは弱い模様。
モニターは一度買うと、PC買い替えても使い続けるくらい長く使うのでそういった意味ではアフターサポートも心配になるので、そういった点が安さの原因なのかも。ブランドがない分値段で攻めてるのかな。とか思いつつとりあえず購入。
そもそも購入理由
購入理由は、エルゴトロンのモニターアームが一つ余っていること。利用中の27 inch FHDモニタだとやや画素ピッチが広く表示できる情報量に不満が出てきたため。選定理由は27 inch モニタと並べた時に物理サイズが同じになるモニタサイズで画素数が丁度良いため。4Kはやりすぎだし、2560×1080 のWFHDは物足りないと思ってこのサイズに。
到着~セッティング
Amazonで購入しました。思いのほか、梱包は小さい。これなら置き配でアパートやマンションの廊下に置いといてもよかろう。養生用のパッケージを開けたら2色刷りの段ボールパッケージがこんにちは。
E-sportsとかgamingとかの表記のほかに中国語?の記載があるのでやはり大陸系メーカーのゲーミングモニターってことでよいのだと思う。輸送でなくてパッケージ用の梱包はダブルフルートでできている。比較的良質な印象。ちなみにこのデカいモニタ、誰かの足跡がある。この足跡がやたらデカい。巨人が巨人のために作ったモニタかと思った。
中身は発泡スチロールで固定されているけど、引っ張り出すのに手をかけるところが無くて苦労。
内容物はこんな感じ。脚、支柱、モニタ本体、ケーブル関係に説明書など。
組立
モニタと支柱はDELLのモニタのようにパチッとはめるだけ。支柱と脚部の組立はドライバーが必要。
めちゃくちゃ気になったのはACアダプタ。電源内臓でなく変換機が外に出ているタイプ。PSEマークのところにキヤノンマーケティングジャパンって書いてある。ACアダプタだけキャノンが供給しているのか、輸入代理店としてキヤノンが一枚噛んでいるのか?気になるぅ
起動とレビュー
起動したら背面が光る。ちゃんと表示される。まぁ当たり前か。
ちなみに電源ランプのLEDが意外に明るいのでシュアテープでふさいだ。それから制御ボタンは物理ボタンで結構奥まった位置にあるのでやや操作しづらい(個人的にDELLの正面操作が一番良い)。144 Hzにもきちんと切り替わった。
VA液晶は実際にどうかというと
- 視野角は確かにIPSに劣る横から見ると色味、暗さが大きく変化する。
- 湾曲モニタのおかげで視野角の弱さをカバーできてるので気にならない。
- 色味調整はしていないけど、発色は良い。赤みがやや強い気がする。
- 黒がきれいなのはそうかもしれない。
- IPSと比べて輝度で劣るという話もあるけど、IPS液晶の輝度を落として使っている自分としては問題なし。VA液晶も輝度をだいぶ落として使用している。
ほかにはアンチグレアはやはり良い。なぁといった感じ。背面が光るのも消せるし。メニュー表示も英語版にすれば問題なし。
1週間ほど使用してモニターアームにすげ替え
VESAマウントが奥まった位置にある+75×75 mmなのでモニターアームが直接つかないので採寸
モニターのマウント部とネジの締結部のへこみ具合を見て必要と判断したのは以下の部品
- M4スペーサー 15 mm ×4
- M4ワッシャー ×12
- M4 首下25mmの6角キャップボルト ×4
どれも近所のホームセンターで調達。併せて200円か400円くらいかな。これで下駄を履かせて(写真の直尺の部分に組み込んで)組立完了。
23/4/10 追記
JDIとの戦略提携が報道されました。報道によると世界3位のディスプレーメーカーだそうです。モニタというよりFPDを供給しているのかな???
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