2万km走ったGROMのチェーンを激安品に交換した

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寿命の過ぎた純正チェーン

過去にもいろいろ調べたけど、愛車のチェーンは走行距離、伸び量ともにとっくにチェーンメーカーの指定寿命に到達している。けれども歯飛びも起こさないし、異音もしない。まだ使えるんじゃないかと思っているが、20000 km到達を機に交換することに。

GROMのチェーンどれにしようか

そりゃまぁメーカーは、D.I.D.、RK、EKといった1流、種類はシールチェーンがいいに決まってる。だけど愛車でここまで乗り回して問題ないのだから、もっと格安チェーンでもいいでしょ、と。200 PS近い大型バイクのチェーンを自分でかしめて、公道を乗り回す勇気はないけど、しょせんグロムだし。近くにバイク屋もないし、自分でやることに。

自分でやるなら安くしたいし、失敗してもつらくない値段のものを選びたかったのもある。

とにかく誰に言い訳しているのかわからないけど、たくさん御託を並べて以下のチェーンを買った。

KMCのゴールドチェーンと格安チェーンカッター

KMCのチェーン。ゴールドメッキのノンシール。汚れの目立たないブラックアルマイトを狙ってたけど、安いのが無かった。KMCは自転車で実績あるみたいだし、ゴールドチェーンだし。しかもなぜか130リンクがずば抜けて安かった。予想だけど、ロンスイカスタム用に仕入れたけど、そういうカスタムする人は国内、一流メーカーのチェーンを買ってて、在庫が捌けないから値下げしたんじゃないかな。

これ買って、一番安いチェーンカッター買うのが一番いいのではという結論に。クリップジョイントだし、とりあえず、ピンを押し出せればいいでしょう。

ネット通販で600円前後の格安チェーンカッター。ぱっと見は鋳鉄製で頑丈そうだけどピンは少し曲がってるようだし、ハンドルは大きなバリが残ってる。

まぁ油で濡れたピンなんて押し出してるうちにピンが逃げていくんだから(自転車で経験済み)慎重にやってけばいいかなぁと。とりあえず130リンクのチェーンを106リンクに詰めてみたけどうまくできた。

KMCチェーンのインプレ 見た目と準備編

銀のホログラムの袋に入れられているところが大陸圏を思わせる。満足度高いからよし。チェーンはリンク、ピンまでメッキしてあった。使用中のチェーンと比べてもプレート間の隙間が少ないと思う。付着している防さび剤はややタック性を感じるグリス状の材料。

チェーン交換作業

ざっくりいうとクリップチェーンなので交換は問題なくできた。以前、チェーン反転したときよりもだいぶ簡単だった。チェーンの引き代調整はだいぶ前側に移動したけど、思ったほど前でもなかった。以下詳細。

まずは工具類。チェーンは事前に必要リンク数にカットしておいた。準備万端のつもりだったけど、ラジオペンチ忘れてた。

いきなり工具不足があったけどレンチでチェーンをたるませて、ラジオペンチでクリップを取り外し。専用工具じゃないけど3回くらいトライしたら取れた。クリップが外せればプレートの取り外しはもっと簡単だった。

取り外したリンクを観察するとピンが錆びてる。清掃をさぼっていたからダストにオイルを吸われちゃって、ピンの奥までオイルが届かなかったのかな。

新しいチェーンをつないで古いチェーンを引っ張ることでチェーンを入替亭ていく。とにかく手が汚れる。チェーン清掃をさぼったからなぁ。。。スプロケはまだ使えるだろうということでそのままに。

最後にクリップジョイントのプレートとクリップを取り付け。ラジオペンチを使っての取付時にクリップのメッキがはがれないか心配だったけど、はがれることなく無事に取付。クリップの取付よりジョイントピンをはめるほうが作業性が悪く難しかったくらい。

最後にチェーンのたるみをちょうせいして交換は完了。チェーンアジャスターの位置はだいぶ前に出た。ワッシャーの半径分くらいかな?

走行インプレ

とりあえずひとっ走りして初期馴染み分のたるみは思いのほか多かった。それにローラーのメッキはすぐにはがれた。もしかして張りすぎだったかな。ダストだらけなのが悪かったかも。

でもチェーンの部分伸びが減って調整しやすくなったように感じる。肝心の走行フィールだが、ギクシャク感とかはもともと感じていなかったので少しスムーズに感じるのは思い込みだと思う。でもチェーンノイズは明らかに減ったと思う。

出荷時塗布のグリスは良く汚れるけどあまり飛ばない。だけど飛んでってナンバーの裏とかに付着するとなかなか取れなかった。まぁ洗車するとこほかにあるんだけどさ。

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