総走行距離20000 kmのGROM整備 -オイル交換と粘度変更編-

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更新さぼってた。オイル交換は秋に終わってる

GROMのODOが2000 kmを超えたのが去年の夏の終わり。その後秋に向けて整備したのだけど、ブログ記事にはしてなかった。今回は20000 kmというキリのいい数字と、これから秋になるからということで粘度、銘柄を変更した。オイル選びってなんか楽しいし。

次のオイルはHONDA純正 ULTRA G1 5W-30

それまで入れてたオイルはHONDAさんのライバル、ヤマハの全合成10W-40(YAMALUBE PREMIUM SYNTHETIC OIL)。よく考えたら邪教っぽいことしてるな。。。ちなみに自分でオイル交換せず、ホンダドリームにお願いしてた時はG1かG3を使ってた。バイクも違うし、なんならリニューアル前のことだし。

おつかれ、ヤマルーブ。こんにちはウルトラG1。

今回はもうすぐ秋になるということでエンジン始動の負荷を下げる目的と、ちゃんと本田技研にお布施しなきゃってこともあり純正オイルを選択。リニューアルしたオイルを試したい気持ちもあったし、何より広報資料とか読むと、低温時の粘度が下がって、高温側では逆に前の10W-30より粘度が上がるらしい。低温域でのエンジン保護性能がどうなったのかは謎。粘度低い分流量が増えるかもしれないし、油膜が薄くなるかもしれない。それに部分合成油になった影響とかもろもろあるでしょ。

引用 ホンダのオイルの紹介サイト: https://www.honda.co.jp/motor-parts/ultraoil/ultraoil_st4/index.html

ちなみに筆者は合成油はオイルにじみしやすくて、鉱物油ではオイルにじみしづらい説には懐疑的。オイルの分子量分布の話ばっかりしているけど、石油精製時の分離能力とかも上がってるだろうし、極性の話もあるだろうし、添加剤の分子量の話してない気がする。なので空冷エンジンだけど気にせずいろんなオイル入れる。

交換作業

何度も書くが、筆者のグロムはエコオイルチェンジャーjetを取り付けているのでマジで簡単。これのおかげでいろんなオイルを試そうって気になる。

ちなみに1L買っても少し余るので、オイル交換時にはまず古いオイルを抜く。新しいオイルを80 mlくらい入れる。プラグを外した状態でセルを回して古いオイルを圧送、新油に入替後に排出(化学的にいうところの共洗い、リンス)して、その後に新油を規定量になるように入れるっていう作業にしている。これもオイルチェンジャーつけてるからできること。あとグロムのオイル量が0.9 Lと半端なおかげ。セル回したり、バイク傾けたりすると結構オイルが出てくる。

交換時に低粘度の柔らかさを気にしたいのだけど、こぼさないことに必死なのでいつもわからないまま作業を終える。まぁ走ってなんぼでしょ

交換後 新HONDAウルトラG1のレビュー

始動性はよくわからなかった。まぁ、もともとセル一発だったし。2023年1月現在の冬季でも始動時間が長いとは思っていない。(もう5年くらい交換してないバッテリーなのに!)

最初に気づいたのはアイドリング回転数が上がったこと。常時2000 rpmくらいになっていた。前の状態を気にしていなかったし、燃料添加剤も時々入れていたのでオイルの影響と断定できない。オイル交換してエンジン回転を気に掛けるようになったから気づいたのか、本当にアイドルアップしたのか?ちゃんと前後のデータで比較できないから何とも言えないケド筆者的には後者の可能性が7割かなぁって感じ。まぁとにかくアイドリング2000 rpmは普通じゃない。

吹け上がりの差は感じない。排気音も特に変化しない。一番感じやすいシフトフィールだけど、冷間時結構硬い気がする。ヤマルーブがヌッ、スコンだとしたらウルトラG1はカチ、カコンッって感じ、調子悪いとガチン、ゴンくらい。運転がギクシャクするほどではないので問題だとは思ってない。なんならクラッチワイヤーの調整とかそっちの影響かもしれないし。

アイドリング回転数が上昇したので、アイドルスクリューで調整した。思ったよりもネジを回した。このネジ、特に固定とかないし、手ごたえも薄いので走行時の振動で多少回るんじゃないか?と思ったり。

作業はプラスドライバ1本ですぐ可能。一応暖気状態でやらないといけないから帰宅後にやった。その後冬が来たけど、早朝始動時にアイドルアップ状態の回転数とアイドルアップ時間が昨年(ヤマプレ使用時)よりも少なくなったと思う。ヤマプレってやっぱり大排気量、高熱量エンジン向けなのかなぁと思うなど。

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