ブランド工具を格安で入手-DIY工具を安くそろえる-

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格安工具にはコリゴリ

もうずいぶん昔だけど安い工具でネジをなめて(カムアウト)以来、工具ブランドに興味を持つようになった。特に6角レンチ(JISでいうところの6角棒スパナ)に関してはWERAのセットを2セットも持っている。100円ショップの6角レンチからWERAに切り替えてからはネジをなめた記憶はない。その頃一緒に買ったエンジニアのネジザウルスは登場の機会なく、工具箱の下に眠っている。ちなみにバカトルクで締まったボルトに工具(ソケット)が負けたことはある。

私物以外の工具を使うときもブランドを気にするようになった。モンキーはロブスターが良くて、ニッパやペンチはフジ矢がいい。ピンセットはDumontがいいし、6角レンチは今のところWERAが最高。WERAのレーザーチップ付きのドライバーはいまだに使ったことがないけど興味津々。と知識も増えてきた。

ただ、実際にはKTCやSnap-Onのような高級工具でなくても国内生産品とドイツ製なら大体用を足すこともわかってきた。そういうわけでDIYするなら国内ブランドなら大体いけると経験でわかるようになった。(使用経験のあるものを列挙)

  • KTC (京都機械工具)
  • TONE (前田金属工業)
  • TOP (トップ工業)
  • ASAHI (旭金属工業)
  • VESSEL (ベッセル)
  • ANEX (兼古製作所)
  • LOBSTER (ロブテックス)
  • FYJIYA (フジ矢)
  • HOZAN (ホーザン)
  • SK11 (藤原産業)
  • PB SWISS TOOLS (*スイス製)
  • WERA (*ドイツ製)
  • Knipex (ドイツ製)
  • Park Tool (*アメリカ?製)

これからもコーケンとか使ったことのないメーカーもいつか使ってみたい。

SK11のモンキーだけは失敗だった。新品で開口が大きくて便利だと思ったけど、顎ががたつく。ANEXは精度がいいし、安い。ドライバーの先が硬くて気に入っていたけど、焼きが入っているようでマイナスドライバーの先が割れたことがある。なので間違いない工具として保証するわけではないけど、国内メーカー製ならDIYには事足りる。ただ、前述のように国内でも商社だったり、外れをひくこともある。

国産なら大体大丈夫だと思っている。

高級ブランドの工具を格安で手に入れるには

そういうわけでDIYには手に入る範囲でちゃんとした工具を手に入れたい。最近はバイクを自分で整備するようになったので、工具を買い足す機会が増えた。ホームセンターに工具を買いに行く前に、リサイクルショップ、中古工具屋に行くようにしている。新品では買えないけど、いろんなブランドがあるし、特にリサイクルショップは掘り出し物があったりする。

例えば、写真のスタビドライバー。VESSEL製だけど\110(税込み)だった。試しに買ってみたけど、ドライバ先端はまだ健在だった。これ結構便利。グリップの形状も良い。

下の写真のKTCのコンビネーションレンチ。ピカピカの新品のような工具だったけど\880(税込み)だった。新品定価なら¥2350+税。もう一つのロブのモンキーは\330だった。どちらもがたつきや摩耗はなかった。これからも活躍してもらう予定

錆びだらけだけどTONEとKTCのメガネレンチ、これはそれぞれ\220だったと思う。問題なく使えている。オープンエンドが欲しくなる時もあるのでコンビネーションを替えばよかったと思っている。見つけたら購入して、これは一緒に売ってしまおうか。

ちなみに、プラグレンチは中古屋に100円でゴロゴロある。過去にプラグレンチを新品購入した。その時はわからないこともたくさんあったので慎重にネットで調べたのだけど、とりあえず100円で試してみればよかったと思っている。

掘り出し物を見つけたらするコト

掘り出し物を見つけたら、家に持って帰ってパーツクリーナーと真鍮ブラシで清掃をする。だいたい油まみれなのでこれできれいになる。きれいにしながらドライバの先端や、ボルトをつかむ部分に損傷がないか確認する。あまりにも錆が取れないときはサンポールにつけてさびを落としたり、サンドペーパーでこする。問題なさそうなら整備に使える。たまにインチサイズの工具がミリサイズの工具と一緒に混ぜられて売られているのでサイズ確認や、工具のやせ具合はよく確認する。問題なさそうなら整備に使える。自分は錆防止に5-56を吹き付けることがある。

サンポールに漬けているところ。賛否両論あるので少し薄めて漬けた。

一番間違いない買い方は、整備に必要な工具を事前に調べて、ネットでブランド工具のセールに合わせて買うのが間違いないと思う。新品なら一生モノ。だけど、掘り出し物探しやレストアが楽しめる人ならこの方法で工具を安くそろえることができると思う。

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