変化なんて感じ取れないと思っていたけれど
GROMのプラグを交換した。約16000 km使用したイリジウムプラグ(NGK CPR7EAIX-9S)標準より熱価が1つ上げてあった。前オーナーのしたことなので理由は不明。特に不調はないけどこのタイミングで交換すれば他の変更点がないので、効果の有無を実感できるかと目論んで交換することに。
交換したプラグはノーマルプラグ(ニッケルプラグ)の標準熱価(NGK CPR6EA-9)。結果として思ったより変化があったのでいろいろ記録することに
交換作業ごときで四苦八苦
そもそも、購入したプラグにターミナルナットがなく、どうすればいいかわからなかった。どうやら回せば外せるらしい。ターミナルナットは見た目が真鍮だし、その下の碍子はセラミックだから力任せに回せば折れるかもしれないし、不安でしょうがない。
手で回しても外れない。プライヤーで掴んで回すことにするが、真鍮なんて簡単に傷がつくに決まってるのでゴムカバーで掴んで回すことに。
結局、ゴムが滑ってしまってつかめなかった。シリコーンかゴムならよかったか。ゴムも貫通してターミナルナットに傷がついてしまっていたので、心に決めてプライヤーで掴んだらあっという間に取り外せた。あっという間に傷もついた。
プラグ本体の取り外しも問題なし。交換するプラグを見比べる。寸法なんかは同じに見える。品番の印刷が安く見えるな。ターミナルナットを外した時と同じくらいの力で交換プラグに取り付ける。その後プラグをエンジンに取り付ける。箱の図解では1/4回転締めこむ指示だったが1/6回転くらいですでにガスケットがつぶれる感触がした。ハンドルを回す手も重たいのでそこでやめておいた。
ニッケルプラグに交換して変化したこと、しなかったこと
- 始動性の変化は感じ取れなかった。アイドルの安定も良くわからない。
- 走行中、音が少し静かになった気がする。
- 無負荷での吹け上がりは変わらない気がする。
- パワーダウンした気がする。具体的には登坂でのスロットル開度が大きくなったような気がする。加えてエンジンの鼓動感が穏やかになった気がする。平地の加速・巡行で重い荷物を積んだような、タイヤの空気圧が低いようなそんなフィールになった。
- 振動が減って、信号待ちの時にミラーの揺れが減った。
- ゼロ発進時、エンストしにくくなった気がする。→200 km走って気のせいでした。
- 燃費はよくわからない。→200 km走って燃料系の減り具合は普段より遅い。
以上の変化はプラグが新品になったからなのか、それとも熱価を標準に戻したからなのか、はたまたイリジウムとニッケルの違いなのか思い込みなのかもしれないけれども、点火プラグ1つで思いのほか変化があって楽しかった。前にお世話になってたホンダドリームのメカさんも125 cc以下の非力なバイクなら部品交換やパワーの変化を感じやすいと言ってた。もしかしたら本当に変化してたのかもしれない。
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